私はこの「犯人を明らかにしてはいけない」の重要性に気付かなかったので、

これを理解した上で二回目を読むと、

里英が家族にも話していない予備校のイタいやつの話をしたり、

「わたし、綾川さんを信じてます。わたしには、他にもどうしようもないので」

(187P)というのも最初読んだ時とは違う印象を持つ。